こんにちは。
KIRIKA Weddingsのえみです。
日本でがんばってるお母さんたちを心底尊敬してます。
もちろん、お母さんって世界共通ですごいと思うんですけど、日本の環境って厳しすぎません?
子どものお世話の大部分はお母さん。
旦那さんのためにも尽くす。
ごはんは基本自炊。
まわりの助けもほとんどない。
365日24時間無休で全力で家族を支えてますよね。
今、私が子育てをしながら仕事もやれてるのは、紛れもなく台湾だからです。
台湾はかなり女性にやさしい国です。
男女平等、いや、むしろ女性優位なのかなとも思えたりします。
台湾の恩恵を受けて、夢中になれる仕事をやれています。
台湾ありがとう。
今日は、台湾伝統の辦桌についてご紹介します。
台湾好きの方も、ん???辦桌って何?という状態かもしれませんが、台湾特有の面白い宴会スタイルなので皆さんも機会があれば、是非、参加してみてくださいね!楽しいですよ~
辦桌について
辦桌とは、台湾語なんですけど「pān-toh」といいます。中国語読みだと「ban zhuo」です。
結婚式だと流水席「liu shuei xi」と呼ばれたりします。
ケータリングの宴会のことなんですが、お料理をみんなで楽しくおいしくいただきましょう!!!という会で、みんなの食べっぷりが最高にきもちいいです ^^
辦桌ってお店を持ちません。
空き地にテントを立てて、机や椅子を準備して、宴会会場を作ります。
屋根付きの公民館を利用することもあります。
それでは、言葉だけではわかりづらいと思いますので、写真や動画で辦桌の様子を実際に見ていきましょう!
今回ご紹介するのは結婚式ではなく、お寺の神様の誕生日の際の辦桌の様子です。
画像と動画でみる辦桌
カラフルなテントがなんともいえませんよね~
美しさに欠けるとの理由で、最近の若い方には、こういった形式で結婚式を挙げる人は少数派でけど、辦桌のおいしさはどんな高級レストランにもかなわないことから、お父さんお母さん世代からの信頼は厚いです!
私も辦桌の大ファンです♡
辦桌文化を若い人に引き継いでいってほしいなと秘かにそう思っています。
道路を塞いで厨房の完成です(笑)おじちゃん、おばちゃんが頑張ってお料理の準備してくれます。
一般的な宴会だとこんな風にぼーんって飲み物が置いてあったりするので、自分ですきなものを取ります。
たいてい、同じ席の人がみんなの分も持ってきてくれます。
お料理は、こんな感じでおばちゃんたちの手によってカートに乗せて運ばれます。
豪快ですよ!どーん、でーんと。
見た目の美しさは、日本料理には叶いませんけど、高級食材をふんだんに使った豪快なお料理の数々。
お料理は、前菜から始まって、果物とデザートまで約12種類。
食べきれない量のお料理が振る舞われるので、当たり前のようにお持ち帰りするのも台湾流。
ステージ
こちらの画像、まさに「?」ですよね。
辦桌専用の舞台(ステージ)で、「舞台車」といいます。
というのも、このステージ自体が車なんです。「トラックの荷台=舞台」といえば、伝わりますか?!
箱を空けるとこんなステージができあがります。
一般の宴会だと、ステージは、こんな風な電光掲示板で怪しいギラギラな光を放っていますけど、結婚式の場合は、舞台車は使用せず、別にステージを設置して、結婚式用におしゃれな装飾をしたりします。
舞台車の演出って、日本でいう商店街のスナックみたいな雰囲気で、きれいなお姉さんが司会進行をしながら、歌ったりしてくれます。
いや~、思います。
スナックやクラブに行かなくても、日常の中でお姉さんとの触れ合いがあるって、おじさんたちうれしいだろうなぁって。健康ですよね。
日本は、なんだろうな。
なんかこう包み隠されてるから変態と呼ばれる人たちが多いのかなと思ったり。笑
カラオケタイムもあって、歌いたい人はステージに上がって自慢の歌声を披露します。
観客も別にステージをじっと見守るわけじゃなくて、みんな好き勝手に食べたり、飲んだりしてるだけなので、変に気を遣うこともなく、自由でいいですよ~
日本の演歌も歌ってくれま~す。
まとめ
台湾伝統の辦桌いかがでしたでしょうか?
台湾の若い人の間では、辦桌は敬遠されがちです。
でも、見た目のアレンジは可能なので、この台湾特有の辦桌を残さないなんてもったいない!!!
KIRIKA Weddingsでも辦桌のよさを伝え続けていきたいと思っています。
この記事へのコメントはありません。