数年前からじわじわ来ていた台湾のタピオカドリンク。
近頃、その勢いがさらに加速していますね!
台湾ドリンクが日本中に広がるなんて日もそう遠くないかも。
台湾のものが日本で人気と聞くとうれしいです。
以下、2018年11月21日に投稿した記事です。
こんにちは。
KIRIKA Weddingsのえみです。
ようやく台湾フェスタのまとめです。
なんとか年内に記事を書き上げることができてほっとしています。
たかがイベントでよくここまで記事が書けるなぁと思われる方もいるかもしれませんが、私にとって台湾フェスタは、(まだ終わってませんが)今年一番の思い出。
これで最後の振り返りですので、どうかお付き合いください。
まず、一言。
イベントに参加してよかったです。
資金面や仕事と家庭の両立について不安があったので、
参加すべきかどうか全く迷いがなかったわけではありません。
ブース出店は、当然ながらお金がかかります。
出店料に加え、お店作りのためにいろんな道具が必要ですし、台湾からの参加なので旅費だって必要です。
資金だけでなく、人手も必要ですし、手間だってかかります。
考えなければならないことは山ほどありました。
でも、もっとたくさんの人にKIRIKA Weddingsの台湾ウエディングについて
知ってもらいたいという強い思いがありました。
まだ知られていない台湾の魅力を発信したい。
小籠包やマンゴーだけで台湾を終わらせないでほしい!笑
そんな時、よぎったのがクラウドファンディングという資金集めの方法でした。。
クラウドファンディングとは・・・不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。by Wikipedia
簡単にいえば、やりたいことがあれば自由に自分の思いを発信して、共感を得られれば、支援(資金援助)をしてもらえる仕組みです。
目的は、もちろん資金集めですが、資金集めのために、大切にしている思いや活動内容について紹介したりして、プロジェクトについてアピールする必要があるんですね。
それがすごく魅力的でした。
これだ!
広告を出すことも検討しましたが、ポンと広告を出しても思いって伝わるもんかな?
賢い選択ではないかもしれないけれど、まずは泥臭くいく。
それが私らしさだと。
自分を知ってもらいたいから、まずは、自分が主体となって発信しなければ意味がない。
そう思ってから早かったですね。
来る日も来る日もクラウドファンディングの勉強と原稿書き。
イベントに向けての構想。
時間の捻出。
それはそれはもうすごい精神状態でした。
見知らぬ人の共感を得て、資金援助をしてもらうような人間とはかけ離れた鬼の形相で過ごす毎日。
もう日々ピリピリで、夫にはかなりきつく当たっていました。
自分でやると決めたことなのに、普段の仕事と家の事をこなしながら、イベント準備。
完全なるキャパオーバーで、夫に八つ当たりしないとやっていけないなんて彼もきつかったはずです。
今思えば、できもしないのに何もかも一人で抱えて全部やってしまおうとしていたんですよね。
夫婦の在り方については、その時期だけではなく今年一年の課題だったように思います。
いずれにせよ、夫のサポートがあったから最後までやり遂げることができました。
夫には心の底から感謝しています。
子どもたちには、いつも愛情たっぷり接していますが、パパママのケンカが増えてごめんねと伝えたい。
下の子は、まだ赤ちゃんなのであれですけど、長女は敏感で、
私たちがぶつかると自分に気を引かせてケンカをとめようと必死になるんです。
ひどい時は、娘に涙を拭いてもらったこともありました。
ママなんで泣いてるの?
そんな娘のやさしい声にまた涙が溢れ、「パパのせいじゃない?!」と
冗談なのか本気なのか、そんな言葉どこで覚えたんだと予期せぬ言葉に、
おかしてくて「パパのせいだよ!」と茶目っ気たっぷりに答えましたけどね(笑)
本当は、自分で自分の首をしめているのが原因だったと思います。
娘にまで心配かけてしまうなんて母親失格かもしれませんが、
それも等身大の私です。
えぇ、、、とにかくもう追い詰められたらこうなるんだと、
もっと甘えることを覚えないといけないとも思い直しましたね。
話を戻しまして、クラウドファンディングへの挑戦は、とても怖かったです。
でも、そんなの関係ないと。
やるからには、かっこ悪くてもやるべきことをやる。
自分が変わらなきゃ伝えたい思いも伝わらないですよね。
そう自分に言い聞かせ、勇気を出して、Facebookでも告知させていただきました。
クラウドファンディングは、スタートダッシュが肝心で、
最初に支援者が集まらないとプロジェクトが成功しないと言われています。
プロジェクト公開一日目。
全く反応がなく、ショックでしたね、、、。
そうか、やっぱりだめかぁ。
ブログやSNSで日々コツコツ発信を積み重ねてないと厳しいという傾向も知っていましたし、プロジェクトのキーワードが「台湾、結婚式、イベント出店」だったので多くの方の共感を得るのは難しいだろうと予測はしていましたが、そう甘くない現実を突きつけられました。
でも、落ち込んでいる暇はありません。
共感を得られないのは、私のこれまでの行動に問題があるんです。
そのことを真摯に受け止め、今できることを精一杯やるだけ。
ブース出店は決めたこと。
自分から諦めるのは簡単。
でも、挑戦するって決めたんだから最後までやらないと。
一日目がだめでも、思いを伝え続ければ誰かの胸に響くかもしれない。
まずは自分自身のぶれない心が大事!
そう思い直し、クラウドファンディングの期限が切れるまで、
等身大の自分で発信し続けました。
すると、その思いを受け取ってくださる方がぽつり、ぽつりと現れました。
「パトロン(支援者)が現れました」というメッセージに心が震えました。
信じられなくて、嬉しくて、ありがたくて、、、。
言葉にはならない感謝のきもちでいっぱいでした。
思いは必ず伝わるのかもしれない。
そう思いたい自分と、どこかでそんな綺麗ごとと思っている自分もいたんです。
本気にならないといけないんだ。
人は見てるんだ。冷静に私のことを見ている。
本気でがんばれば、やさしく手を差し伸べてくれる人がいる。
今まで自分の殻に閉じこもっていたこと、
なんでも一人でできると過信していたこと、
がむしゃらにやっていなかったこと、
そんな自分が恥ずかしくなりました。
クラウドファンディングで支援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
同じことを繰り返しお伝えしていますが、皆さんに直接何かをお返しすることはできないかもしれません。でも、これからの人生の中で、皆さんからいただいたやさしさを誰かに’繋げていきたいと思っています。
皆さんのおかげで自分を見直すことができました。
本当にありがとうございました!
最後に、もう一人、忘れてはならない人がいます。
追い詰められていた私を支えてくれた友人、まっつん。
彼女がいなかったら、出店は成り立ちませんでした。
イベント当日も、わざわざ三重県から駆けつけてくれ、スタッフとして2日間頑張ってくれました。
資金面で悩んでいた私に、最後まで諦めずに少しでもいいブースにしようと励ましてくれて
動いてくれたのは彼女です。
クラウドファンディングの原稿にも何度も目を通し、アドバイスをくれました。
私は、(すいません、みんな大変な中やってるのは承知で)もう東京についた頃には、
精神的にも体力的にもギリギリの状態で、動き回れる気力も体力もなかったし、時間もなかった。
でも、彼女がいてくれたおかげで、なんとかイベントを形にすることができました。
いつも全力で応援してくれる彼女に心から感謝しています。
本当にありがとう!
※友人まっつんが制作してくれた名刺とDM
最後になりますが、台湾フェスタ出店を応援してくださった皆さん、
本当に本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
いろんな方の協力のおかげで、素晴らしい経験となった台湾フェスタ。
人のやさしさに触れたこと、自分を知れたことが何よりも収穫でした。
ありがとうございます。
2018年、動きたいと思い動いた年。
2019年、さらに加速します。
今、自分自身のビジョンが明確になりつつあります。
皆さん、見ておいてください。
KIRIKA Weddingsの台湾ウエディング、必ず海外ウエディングの選択肢として
認知されるようになりますから。
2020年、ゼクシィに載せてもらいます。
がんばります。やります。
台湾フェスタの振り返り、これにて終わりです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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