こんにちは。
ていねいな暮らしをしたいというあこがれはあるんですが、
現実は正反対です。
KIRIKA Weddingsのえみです。
今日は、よくいただく質問にお答えします。
質問:台湾の結婚式の相場はいくらですか?
回答:相場はありません。
日本人からすると信じられないことかもしれませんが、
台湾にはまず、結婚式の相場というものがないと思っていただきたいです。
大げさな表現かもしれませんが、
信じられない人は、ぜひ、調べてられてみてください。
なぜなら、台湾の結婚式は、
日本のようなパッケージ化された結婚式ではないからです。
会場も、
衣装も、
カメラマンも、
装飾も、
ウエディングアイテムを全て自由に持込みします。
だから、
お金のかけどころも、
こだわりどころも、
みんな全然違います。
家族だけで20名希望の小さな結婚式もあれば、
1000人規模の大規模な結婚式だってあります。
結婚式を2回あげてドレスを7着とか8着とか着る人もいれば、
1着のドレスしか着ない人もいます。
高級ホテルで超豪華な結婚式をやる人もいれば、
公民館や自宅の敷地内で結婚式をあげる人もいます。
なので、比較のしようもないですし、
相場という一般的な概念はないようなものなんです。
二人の好みや予算によって出来上がる結婚式は、
雰囲気も質も内容も全く異なります。
・自分のときはこうだったよ~
・このくらいの価格帯を選んだよ~
などとしか答えようがないです。
自由な結婚式作りが可能なので、
一般論の前に、二人がどんな結婚式をやりたいのかが問われます。
パッケージ化された結婚式に馴染んでいる日本人花嫁さまは
自由であるということに不安を覚えがちです。
本当は喜ぶべきなんですけど、
選択肢の多さに判断基準を見失いそうになるからです。
だからこそ、
相場や平均を頼りに準備を進めたいと思われるお気もちは十分理解できます。
でも、ここは台湾です。
そもそも
台湾の人って日本人ほど一般論を気にしません。
特にサービス業となると、
指標になるものがあったとしても、
その指標を打ち出した方も把握し続けることが難しいのもあります。
なぜなら、台湾人は自由なのです。笑
把握できないほど、すぐに移り変わるのが台湾。
「個」を尊重するので、平均値や一般論なんてあってないようなものです。
スーパーフレキシブルです。
細かいことは気にしません。
それは、サービスを提供する側もお客さま側にも共通していえることです。
しかも、凄まじい行動力を持ち合わせているので、
業界は次から次へとアップデートされていきます。
日本のブライダル業界なんてもう何十年も変わらないですよね。
台湾じゃありえません。
流行りも業者さんの入れ替わりもものすごく激しい。
目まぐるしい世界です。
だから、例えば、
数年前に結婚式をあげた友人のアドバイスやネット情報を鵜呑みにするのも
あまりお勧めできません。
その時その時で、自分たちの求めているものが何かをしっかり把握しないといけません。
というわけで、ごめんなさい!
「相場はどのくらいですか?」の質問には答えようがないんです。
サービス内容も価格帯も質もバラつきのある台湾。
「二人がどんな結婚式を望んでいるのか」の明確なビジョンなしに
値段の予測はつきません。
もっというのであれば、例えば、
とにかく価格重視なら中古ドレスを1万円くらいで購入する方法もありますし、
海外の有名ブランドドレスなら試着にも料金が発生する場合もあります。
だから、何を求めているかによるんですよね。
一つ言えることは、
台湾グルメの「安くておいしい」というイメージのまま
ちゃんとした結婚式をあげたいと思われると、まず予算でつまずく可能性が高いです。
以前、【台湾前撮り】予算10万円の壁でも触れましたが、
台湾って外食以外は、日本と同等かそれ以上です。
高級なものは避けたいけど、安くて質の悪いものにも抵抗がある、、、
つまり、
ある程度の質を求められるのであれば、
「台湾は安い」という概念はどうしても取り払う必要があります。
というわけで、相場や費用に対する感覚が少しでも伝わると幸いです。
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