こんにちは。
KIRIKA Weddingsのえみです。
今回は、以前の記事をさらに深く掘り下げていこうと思います。
日台カップルの方(特に日本人花嫁さま)で、次の3つのどれかにあてはまる場合、
結婚式準備にストレスを抱える人が多い気がしています。
- 台湾に何度も来たことがあるけどまだ暮らしたことがない
- 中国語が少しわかる
- 台湾のことはある程度わかっているつもり
※言葉に全く問題がない人や台湾で自立して暮らしていけている女性は、
自分たちの力で乗り越えられるはずなのでご安心ください。
理由:
台湾のことをある程度知っているし、言葉も全くだめではない状態だと、自分でなんとかできそうだけど、でも、やっぱり全てを自分自身でやるのは難しいと感じます。
その状況を打破したいと思っても、結婚式は二人だけの問題でもなければ、今まで経験したことのない一大イベントなので、自分の考えや判断が正しいのかどうか不安が募ります。
台湾で結婚式をあげるということ
当たり前のことなんですが、結婚式の準備をしていると、
わたしたち女性は、うれしくって夢が広がって、
つい自分の思うがままに準備を進めたくなってしまいます。
でも、ここは日本ではありません。
だから、日本人女性のやりたい手順で準備が進められることはありえません。
99.9%くらいスムーズな準備にはならないはずです。
やりたい結婚式が叶わないのではなく、
自分が思い描いいているような流れで準備をするのが難しいという意味です。
ゼクシィやネットに掲載されている結婚式準備の手順です。
検索すればすぐでてきます。
結婚式の●か月前・・・ドレスを試着
結婚式の●か月前・・・招待状の準備
結婚式の●か月前・・・司会の打合せ
など、
きめ細かな準備手順やアドバイスがごろごろ転がっていて、
プレ花嫁さまにとってはありがたい情報ですよね。
でも、その情報を鵜呑みにしてしまうのは危険です。
ネット上に転がっている手順は、あくまでもまじめな日本人向けであり、
日本の決まりきった結婚式用です。
台湾の結婚式にあてはまるとは限りません。
というか、あてはまりません。
思い出してみてください。
過去に、台湾人のお友達や家族と遊びにいく予定が何回もあったと思うんですが、
どうですか?
計画的でしたか?
計画通りことが進みましたか?
たぶん、最初は、大抵の人が台湾人の計画性のなさや自由な言動に馴染めなかったはずです。
例えば、花蓮にあそびにいくとしますよね。
日本人なら花蓮で何をするか、どこに立ち寄るか、
事前に話題にあがったりすると思います。
でも、台湾の人ってそんな細かいことまで気にしないですよね?
少しは予習はするかもしれませんが、そこまでの行き方だとか、
そこが本当に観光スポットとしていいかんじなのかとか考えもしません。
とりあえず花蓮に辿りつけばいいんです。
たのしいかどうかなんて事前に考えるものじゃないんです。
なるようになるんです。
さぁ、当日。
時間通りに出発なんてことはありえません。
みんなだいたいの時間に集合です。
遅刻をまじめに詫びる人もいません。
遅刻した人を気に留める人もいません。
ゆるりと出発して、ゆるりと目的地を決め、ゆるりと観光します。
遠出だからと観光に気合を入れるわけでもありません。
ふらふらふら~っと適当に観光します。
自撮りがすきなので、絵になるところで写真を撮りまくります。
すごくたのしげです。
いいかんじな写真が撮れて、ちょっと食べたり飲んだりできれば、
台湾人はたいていにこにこしています。
なんなら観光がメインじゃないんですよね。
みんな一緒に花蓮に来て、同じ時間を共有できたことに満足します。
日本人は生真面目なので、せっかく遊びにきたんだから、
しっかり観光して、ごはんもおいしいものを食べて、
写真もいいかんじに仕上げたい、完璧な思い出を作りたいと思いがちですよね?
どちらが正しいとか、どちらがいいなんてものはありません。
ただ、ちょっと習慣や価値観が違うだけなんです。
話を結婚式に戻します。
旅行も結婚式もたいしてかわらないんですね。
台湾で結婚式をあげるのであれば、
日本式が通じないということは常に頭に入れておいても間違いではないのかなと。
だから、日本の結婚式のやり方や日本人ならではの価値観に縛られていると
結婚式も準備もうまくいきません。
まずは、台湾をすべて受け入れてみる。
それがある意味、本当のスタート地点だと思うんですよね。
一旦受け入れてみて、
日本的な部分を色付けしていくかんじがちょうどいいと思います ^^
台湾で素敵な結婚式をあげたいと思われている日本人花嫁さまのお役に立てるとうれしいです。
では。
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