こんにちは。

KIRIKA Weddingsのえみです。

 

実家に帰ってきました!

 

帰省二日目、念願の美容室に行ってきました。

あーうれしい。

 

いつも通っている美容室の予約が取れなくて、

今回は新規でのお願いだったので少し勇気がいったんですが、

見た目もきもちもリフレッシュできました。

 

互いにフリーランスとして活動していることや、

お母さんであること、

義理実家との関わりなど、

共通話題が多く、初対面にも関わらず話が弾みました。

 

 

そうして、たのしい時間を過ごしていると

次のお客様が入ってこられたんですね。

待ちの時間が20分くらいあったんじゃないかと思います。

 

まだ髪を切っている途中だったので、

おしゃべりしちゃダメなんてことはないんでしょうけど、

待っている人のことが気になって、

最後に、「すみません、お待たせしてしまって」と、

客席が2席しかない小さなお店 ですし、
美容師さんとその方に向けて声かけしたつもりだったんです。

でも、お待ちになられてたその方は無反応だったんですね。

 

やっぱり機嫌を損ねちゃったのかな?

なんて思ったものの、

いや、日本だし、それがふつうだよね?

見知らぬ人といきなり会話するなんてありえないよね?

と思い直したり、、、

 

たぶんその人からすると 、え?私に言ったの?

って想定外な出来事だったはず。

 

そんなことをごちゃごちゃと考えていたら、

ひんやりと冷たい心地よい空気の中、
あっという間に歩いて家に辿り着きました。

 

毎回、日本に帰ってきて思うことは、人と人の距離感があるということ。

 

台湾だと距離が近すぎて困惑してしまうこともあるんですけど、

もう感覚としてはどちらかといえば台湾寄りなので、

日本に帰ってきても、知らない人にも自然と声かけしたりしてしまう自分がいます。

 

といっても、人見知りなので、

おしゃべりをするとかではないですけど、

ここは声かけするのが自然だよね?と思える場面で自然と声が出るかんじです。

 

なので、帰省するたびに人との距離感に戸惑いを感じたり、

いかにして空気を読むかで緊張したりします。

 

日本には、日本の、日本らしい人付き合いがあると思うので、

その辺を忘れないように意識して振る舞うことを疎かにしてはいけませんよね。

 

ちゃんとしないといけないなぁと思います。

 

 

前置きが長くなりましたが、今年の振り返り。

 

台湾ウエディングプランナーとしての活動は、

おかげさまで、毎年、前に進んでいる感覚があります。

 

仕事のやり方はまだまだ工夫したり、改善できる余地があるので、

来年も台湾好きなカップルさまのお役に立てるよう、地道にやっていきます!

 

今年は、企業さんや個人事業主の方からのお問い合わせも目立った年ではありました。

 

企業さんからのお話は、ありがたいお話なんですけど、

やっぱり依頼を引き受けるからには中途半端にはやれないので、

家族との時間を考えたときに、時間の捻出が難しく、
お断わりさせていただきました。

お声かけいただいてありがとうございました。

 

個人の方からは、

ブライダルに関連付けて何かやりたいとか、

台湾で何かに挑戦したい方だったり、

台湾情報がほしい方だったり、

皆さん状況は違えど、ぽつぽつとご相談をいただくんです。

 

私なんかでいいんですか?と思わずにはいられないんですけど、

 

おそらく、台湾で個人で仕事をしている人があまりいないのと、

台湾ブライダル業を日本人が日本人向けにやっているのが珍しいからなんでしょうね。

 

で、思うことがいろいろとありました。

 

不快な思いをされたらすみません。

正直、相談者からのメールの返信をやめようと思ってしまうことが何度かありました。

 

だったら、コンサル用相談窓口を作って、

相談者を限定したり、有料で案内すればいいんですけど、

それをやるまでにはいたっていません。

 

なんでメールの返信を億劫に感じるかなんですが、

私自身も気を付けたいなと思うんですけど、
相談者の立場で、相手のことをちゃんと考えるという配慮に
かけているんじゃないか、、、と思ってしまって、、、

 

丁寧な日本語で、一見ちゃんとした人に見えるんですけど、
「教えてください」というかなり受け身な姿勢ですし、自分本位なんですね。

相談内容を大胆に解釈すると、
「あなたの時間を私に無償で割いてください」というものです。

 

問題は、お金ではありません。

時間です。

 

冷たいと思われても仕方ないと思いますが、
私は、貴重な時間を「相手の時間を奪う」という意識のない人には
捧げたくないと思ってしまいます。

 

中には、「明日、台北に行くので会ってもらえますか?」というような依頼もあって、
一応、きちんとお返事させてもらいますけど、まず時間があっても会いたいなんて思いません。

もっというなら、返信の時間さえももったいないと感じてしまいます。

 

偉そうなことはいえませんが、

私も不器用ながら試行錯誤やってきたので、がんばっている人の応援はしたいと思っています。

自分の経験が誰かの役に立つようなことがあれば、うれしいです。

 

でも、自分が何者かも会いたい動機や理由も不明なまま、

ただ話が聞きたいという人に会うくらいなら、

こどもを公園に連れていってあげたり、夫とデートがしたいです。

 

きっと皆さんそうだと思うんですけど、

メールの送り主がどんな人なのかだいたい想像がつきますよね?

 

この人は、

物腰がやわらかい人だな、

行動力のある人だな、

相手の立場をきちんと考えられる人だな、

とか、

不思議なもので文章だけで人柄って伝わるものです。

 

こんなことをいうと、

自分のことを棚にあげて偉そうにいっている痛い人にしかならなくて、

自分で自分の首を締めるだけなんですけど、触れずにはいられませんでした。

 

メールが迷惑メールに入っていることもあるので、
全員にきちんと返信ができているかは保証できないんですけど、
今のところ全て返信はさせていただいています。

ご相談をいただけることは、喜ぶべきことですし、
自分なんかがこんなことをいえる立場でないことは百も承知です。

でも、メール相談をいただく中で、自分が誰かに相談したり、依頼するとき、

どうやったら相手に興味を持ってもらえるか、
どうやったら相手に不快な思いを与えないか、
どうやったらきもちのいい関係性を築けるか、

そういったことを自然に意識できる人間でいられるようにありたいです。

 

そういえば、書いていて思い出しました。

 

今年、1回お客様と揉めた?ことがありました。
クレームですね。

結婚式の依頼を受けて契約を交わし、
会場紹介の段階で、コミュニケーションがうまく成立せずに、
私自身の判断でサポートを打ち切らせていただいた件です。

 

私の中では、サポートを中断することが
まず何よりもその方のためにできることでしたし、
自分自身のためであったことも否定しません。

詳しい状況は割愛しますが、
既にサポートは始まっていて、会場見学や会場とのやり取りで
泊りがけの出張もありました。

でも、負担していただく予定だった出張費も受け取りませんでしたし、
サポート料として既に納めていただいていた費用も全額返金させていただきました。

 

お客様はもちろん機嫌を損ねられました。

サポートが必要な状況なのに見捨てるんですか?とも言われました。

自分の身勝手な言動でお客様に不快な思いをさせて、ご迷惑もおかけしました。

 

ただ、私としては、お客様に不信感が生まれてしまっていたので、
仕切り直して再スタートするきもちになれませんでした。

 

プランナーがお客様に不信感を抱くなんて逆じゃないか?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、

私は、自分がお客様として何かのサービスを受けるときって、

「自分のできないことをお金を払って誰かにやってもらう」と思っているので、

普段からお客様としての自分の立場を特別だとは思わないように気を付けていますし、

基本的にプロにお任せするというスタンスでいます。

(自分の意見を言わないという意味ではありません)

 

そういった自分自身の価値観だったり、
コミュニケーションの些細な行き違いがきっかけで苦い出来事となりました。

 

その他は、ありがたいことに、たのしく、きもちよく、
結婚式や前撮り撮影のお手伝いをさせていただきました!

 

というわけで、なんだか今日は、
偉そうなことばっかりいってますが、内心怯えています。

本当は私のほうが全然人間できていないので、日々修行です。

 

誠実に

謙虚に

努力していきます。

 

 

台湾の結婚式や前撮り撮影(婚紗)に興味がある方は、お気軽にご相談ください。