こんにちは。

KIRIKA Weddingsのえみです。

今日は、結婚式の飾りつけについてのお話です。

 

質問!

皆さん、結婚式に飾りつけは必要だと思いますか?

私は、あるといいけど、必ずしも必要ではないと思うというのが自分の中の答えです。

 

理由は、飾りがある方が結婚式らしさを演出できるけど、飾り付けにはお金が必要だから。

そして、プロでない花嫁さまが自身で飾りつけをされると見た目が貧相になって逆効果だから。

新郎新婦さまご自身も、ゲストの方も、
結婚式らしいうつくしい空間にはやはり幸福感が上がるものです。

だから、空間装飾はできればあった方がいいと思います。

 

一方、飾りつけは決して安くありません。

飾りつけの場所や量、質によって異なるものなので、具体的な数字は出しづらいんですが、ゲスト数に限らず、人前式と食事会をやるとしたら最低でも20万円はいるでしょう。

 

するとどうですか?

皆さん、結婚式に飾りは必要ですか?!

 

ちょっと答えに困ってしまうのではないかと思います。

恐らく一般的な感覚だと20万円を安いと思われる人はいないはずです。

 

でも、管理の難しい生のお花を、自分にはない技術でうつくしく飾っていただくと思えば、一概に高いとはいえない値段です。むしろ、もっと高くてもいいと思うくらい。

ただ、今回はそれはさておき、あくまでも新郎新婦さま目線での感覚の話です。

 

極端な考え方かもしれませんが、装飾の選択肢は3つです。

 

■お花やディスプレイを準備する方法

・全体をプロに飾ってもらう(予算に問題なし)

・部分的にプロに飾ってもらう(予算を少し抑えたい)

・全く何もしない(予算が苦しい、ブーケ&ブートニアのみ)

 

何がポイントかというと、節約のために自分で飾り付けをしないことです。

 

もともとデザインを勉強されている方やイベントの美術スタッフとして経験のある方以外は、悪いことはいわないからプロに任せようと言い切ります。

自分で飾り付けをしない方がいい理由は、2つです。

 

・見た目が貧相になる

・結婚式を楽しめなくなる

 

さらに詳しくみていきましょう。

実は、私自身が失敗しています。笑

 

今から7年前、まだ台湾で人前式が知られていなかった時代、小学校の中庭を借りて挙式をして、披露宴は公民館の横の空き地に白テントを立てて結婚式をやりました。

 

予算に限りがあったこと、自分たち好みの装飾をしてくれる人がいないという理由で、自分たちで空間を作らないといけない状態でした。

唯一救われたのは、お花屋さんで働いていた友人が協力してくれたこと。

彼女のおかげで挙式会場は、なんとかカタチになりましたが、やはり一人でできることは限界がありますし、ここでは語れないくらい当時の台湾の結婚式業界は、いろんな面で体制が整っていない時代でしたし、私自身の判断も甘かったです(だいぶ)

そんな自分自身の経験からいえることは、繰り返しになりますが、

 

・結婚式の飾ざり付けは、プロに任せた方がいい

・結婚式は花嫁になることに徹した方がたのしい

 

ということ。

 

今からお伝えすることは、あくまでも予測でしかないんですが、アーティストさんやウエディングプランナーさんで、結婚式当日に自分で装飾準備をやりたいと思われる方は、かなり少ないんじゃないかなと思うんです。

でも、結婚式が初めての新郎新婦さまは、空間を作ることの大変さをリアルに想像できないので、どうしても学生時代の文化祭の感覚で自分たちでなんとかなるんじゃないかと勘違いしてしまいがちです。すみません、随分辛口でして。

 

でも、大げさではなく、思い描いているものを実際にかたちにするって、本当に本当に難しいんです。

知識も、経験も、センスも、予算もぜーんぶひっくるめてできないと作れないんですね。

それを始めての結婚式でうまくやるなんて、まず無理だと思っています。

 

新婦さまが予算削減をしたいけど、少しでも会場を飾ってそれっぽくしたいというおきもちは、自分がそうだったので、十分理解できます。

でも、人生の一大イベントともいえる結婚式が手作り感丸出しで、かなり貧相に仕上がってしまったとしても大丈夫ですか?!

なんて脅しみたいですけど、自分の結婚式の失敗から学んだことです。

 

それに、見落としていただきたくないのが、予算を抑えたくて手作りで準備したとしても実は材料費にお金をかけてるんですよね。

だったら、そのお金は、結婚式のたった1か所だけでもいいから、そこをプロにお願いして他は一切装飾をしない方がよほど素敵に仕上がりますし、下手に手を加えないことで貧相さを感じてもらわずに済みます。

もう一つ理由があります。

新婦が自分で準備することの大変さ。

 

これも見落としがちです。

皆さん、予算を抑えたい花嫁さまは、結婚式当日、自分が動こうとされるんですね。

先にお話させていただいたセンスの問題とは別ですが、
結婚式当日に自分で会場装飾をすること自体がもったいないと思ってしまいます。

 

せっかく結婚式をやるんですよ?

準備でバタバタしてどうするんですか?!

結婚式当日は花嫁に徹しましょうよ!

思いっきり楽しまないともったいないですよ???

 

結婚式って本当にたのしくてしあわせな時間なので、その日だけは花嫁さまとして贅沢な一日を過ごしてもらいたいなぁというのが結婚式を経験した女性として大事にしている価値観です。

 

随分長くまとまりのない文章になってしまいました💦

 

===

 

というわけで、結婚式の飾りつけは、ないよりあった方がいいですよ。

でも、結婚式の見た目にこだわりのある花嫁さまは、間違っても自分自身で飾ろうだなんて思わず、プロにお任せされるのがおすすめです!

というお話でした。

 

それではまた。

台湾の結婚式や前撮り撮影(婚紗)に興味がある方は、お気軽にご相談ください。