こんにちは。

KIRIKA Weddingsのえみです。

 

先週末は、EXILEアキラさん×台湾リンチーリンさんの結婚式で

台湾全土がお祝いムードでした。

 

普段、芸能ニュースにはまるっきり疎い私ですが、

二人の結婚式は無関心ではいられません。

 

仕事柄もあるのかもしれませんが、

単にリンチーリンさんがすきです。笑

 

※以下、長くなるので、敬意を込めてリンチーリンと表記させていただきます。
※今日の写真素材は、VOGUE TAIWANからお借りしたものです。

リンチーリンは、日本ではそれほど知名度が高いわけではないので、

知らない人もたくさんいるとは思いますが、台湾では誰もが認めるトップスター。

 

でも、モデルデビューは大学時代と遅く、
芸能界で注目を浴びたのは30代になってから。

決して順調にトップにたどり着いたわけではないんですよね。

 

リンチーリンが結婚式で着たドレスの中に、

台湾のソフィアというブランドドレスがあるんです。

 

なぜそのブランドを選んだか⁈

無名時代から彼女を応援してくれていたブランドだからです。

 

そんなエピソードを聞くだけでリンチーリンの人柄が想像できませんか?!

 

台湾の結婚式事情から、二人の結婚式を見て、

リンチーリンとあきらさんのすてきな人間性を垣間見た気がしています。

 

 

では、二人の結婚式をより詳しく見ていきましょう!

これから台湾で結婚式をあげる人は、特に読んでもらえるとうれしいです。

 

EXILEアキラさん×台湾リンチーリン ♡ 結婚式のポイント

 

エリア:台南

台湾でトップスターのリンチーリン。

首都・台北での結婚式も選択肢としてあったはずなのに、
台南を選ばれたっていうのが、大きなポイントですね。

 

台南は、リンチーリンの両親の出身地であり、

チーリンの家族との思い出が詰まった場所だからと

アキラさんの提案があったとも明かされています。

 

リンチーリンをとても大切に想っていますよね♡

 

話を戻しますが、台南は、リンチーリンの生まれ育った故郷です。

いくらアキラさんからの提案があったとしても、

故郷を想うきもちがなければ、地元で結婚式をあげることはなかったと思います。

 

みなさんご存じのように、
台南は、台湾の中でも昔ながらの趣ある台湾が色濃く残る場所。

地元愛にとどまらないリンチーリンの台湾を愛し、誇りに思うきもちも感じられて

台湾市民もとてもうれしかったに違いありません。

 

 

挙式会場:呉氏大宗祠(全臺吳姓大宗祠)

挙式は、お父さんとお母さんの結婚式が挙げられた場所で執り行われました。

 

お二人とも家族想いで親孝行。

 

自分たちの夢を叶えるための結婚式が主流となっている今、

お二人の結婚式は、ご両親や家族を大切に想うきもちが表れていて、

結婚式で一番大切なことが何かを教えてもらった気がします。

 

特に、日台カップルさんにとっては、

アキラさんのこころ遣いはぜひ見習いたいですね。

 

 

あきらさんからは、

 

・リンチーリンを愛するきもち

・リンチーリンの両親や家族を想うきもち

・台湾へのリスペクトのきもち

・人としての礼儀を重んずるきもち

 

が感じられて、とてもすてきな方なんだなぁと勝手に思ってしまいました。

 

当たり前のことなのかもしれませんけど、

当たり前のことって意外とできなかったりします。

 

私自身、台南で結婚式をあげた時は、

自分のプランナーとしての実績を重視して、

台湾のお父さん、お母さんの意見に

きちんと耳を傾けることができなかったと反省する点があります。

 

そのときは、精一杯やったつもりでいたんですけど、

今だともっと違ったやり方をしていたと思いますね。

 

アキラさんとリンチーリンの場合は、大スターなので、

準備も一般の人とは状況が違う面もあるとは思いますけど、

お互いの国の文化や風習を尊重するきもちに、

大物だからかどうかなんて関係ないですよね。

 

儀式:霜花亭

式は台湾の伝統的な方法で行われました。

 

私は、お茶の儀式と呼んでいて、新婦さまが新郎さまの家族にお茶を振る舞うものです。

日本統治時代の建物を利用しているという点もポイントです。

 

推測でしかないんですが、

日台カップルさんなので、台湾と日本のつながりを感じてもらいたくて、

場所選びをしたのではないのかなと思っています。

 

きっとアキラさんもアキラさんのご家族も

台湾の中の日本やリンチーリンを始めとした台湾の人々が
日本を想うきもちを感じ取ってくださったのではないでしょうか?!

そうであってほしいです。

 

 

披露宴会場:台南市美術館1号館

二人の結婚式だからこそおりた許可でしょうけど、、、、

お二人のセンスが光っていますね。

 

リンチーリンいわく、台南美術館の1号館のタイルが決め手だったそうです。

 

 

余談ですが、私自身の結婚式の際にも、

台南で相当会場を探しましたけど、あの当時は美術館はありませんでした。

あったとしても可能性としては限りなく0%に近い実現率だと思います(笑)

 

やっぱり公共の施設は、交渉がかなり難航します。

 

当時、まだ台湾でガーデンウエディングがなかった頃、

どうにかできないかと台南のありとあらゆる場所の見学に行き、

役場や議員さんと交渉したりしてました。

 

でも、一般庶民の個人的な願望に応えるわけにはいかないのが社会のルール。

 

結婚会場ではない会場をどうにか使わせてもらえないか

何度も何度もお願いにいったことは今でも鮮明に覚えています。

 

すみません、話が脱線してしまいました。

 

美術館選びも儀式の場所と同じですね。

日本統治時代の建物で日台の歴史を感じられる場所です。

 

また、リンチーリンが気に入っていた壁上のタイルですが、

台湾を象徴する文化のひとつです。

 

これまでさまざまな国の統治下にあった台湾。

 

50年もの間、台湾を支配下においてきた日本の影響を色濃く残しつつも

独自の文化を形成してきた台湾。

 

そんな台湾の歴史、人々の生き方、アイデンティティを思うと

結婚式という枠を超えて、私はどれだけでも語れてしまう気がします。

 

 

私は、日台のつながりをテーマにKIRIKA Weddingsをスタートさせました。

 

つながりなんていうと、ちょっと気恥ずかしいですけど、

結婚式とは一見関係のないような台湾という国に興味をもち、

自分なりの思考や想いをKIRIKA Weddingsに詰め込んでいます。

 

 

アキラさん、チーリンさん、ご結婚おめでとうございます!

二人の結婚式、最高でした。

 

 

・お互いを愛し合うきもち

・家族を大切に想うきもち

・お互いの国や文化を尊重するきもち

 

私も大切にしていきます。

 

お二人から感じとったしあわせなきもちを味わいながら

これからも結婚式業界から台湾の魅力を日本に発信し続けていきます。

 

 

 

 

 

台湾の結婚式や前撮り撮影(婚紗)に興味がある方は、お気軽にご相談ください。